この夏休み、幕張メッセで「世界の巨大恐竜博2006」が開催されるなど、全国的に恐竜がブームだ。いつの時代にも恐竜は人気があるが、今年はかつてないほどの盛り上がりが予想されている。
恐竜の骨格や生体復元図が1点ずつ載っている書はよくあるが、本書が扱うのは、恐竜の復元骨格や生体復元図がそもそもどのように作成されたのか。著者は医学系研究科の助手で、古生物の骨の専門家。積年の研究の成果を基に、ユニークな視点を展開する。
まず、恐竜に関して残されているものは骨や歯の化石だけだ。恐竜のことを知ろうと思ったら一にも二にも骨。ということで、本書の題名は「ホネホネ学」となっている。
恐竜博でただ巨大な骨格に感心するのもいいが、その作成の裏側を知ればもっと楽しめるかもしれない。例えば、恐竜の骨格模型には、実物の骨から型取りしたレプリカと、骨が発見されず推定によって作られたレプリカが混在している。本書を読めば、その見分け方はちゃんと分かる。
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