2006年10月24日号 - 企画

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東大と望遠鏡(上) 東京天文台の100年

 9月13日、家正則教授(国立天文台)を始めとする東大と国立天文台のグループが、すばる望遠鏡を用いて観測記録を更新する最も遠い銀河を発見したと発表。英科学誌『ネイチャー』に掲載され、注目を集めた。
現在、世界の天文学をリードしている東大で天文学の研究が始まったのは、1878年。東大創立の翌年だ。現在までの約130年の間、東大はどのような望遠鏡を開発し、どのような研究をしてきたのか。2回に渡り、東大の天文観測の歴史を振り返る。
 今回は東大の所属組織であった東京天文台が国立天文台として改組されるまでの研究を扱う。1952年より東京天文台で天体力学の研究をし、東京天文台長と国立天文台長を歴任した古在由秀名誉教授に、当時の様子や東大における天体観測の変遷について話を聞いた。