谷川流(ながる)さんの小説『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)が、今年のアニメ化を受けて爆発的なヒットを記録した。『ハルヒ』はいわゆるライトノベルに分類される。ライトノベルは漫画・アニメ風のイラストを多用した娯楽小説のことだ。その後、「ポスト・ハルヒ」を狙う類書が多数出版されている。
ライトノベル興隆の背景には、書籍とアニメ、音楽CD、ウェブを統合したいわゆるメディアミックスの販売戦略や、ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービスの発達など、ウェブ2.0と呼ばれるウェブサイトの充実化があるとする分析が次々と提示されている。ライトノベルの現状と今後について、日本社会論が専門で、消費行動やサブカルチャー関連の評論も手がけ、自身もアニメファンであるという佐藤俊樹助教授(総合文化研究科)に、話を書いた。
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