インターネット人口の増大に伴うウェブの利用法の変化が、「ウェブ2.0」と呼ばれて話題になった。本書は、米シリコンバレーに出現したウェブ2.0時代の働き方を、「ヒューマン2.0」として紹介する。
技術者が冷遇されていると言われる日本と違い、シリコンバレーでは、すばらしい技術と創造性を持った技術者こそ富を得る。雇用の流動性は激しく、IT企業の平均勤続年数は2、3年。報酬は良いが、レイオフによる離職期間があるのは当たり前だ。競争の激しいシリコンバレーを生き抜くため、異業種の仕事を掛け持ちして完全失業を回避する働き方や、高い報酬と離職期間の存在を前提にする働き方が生まれた。
シリコンバレーの住宅事情や住民の様子、情報技術の最先端を作り出す人々の人生の楽しみ方まで描かれる。日本にも到来するかもしれない近未来の生き方が、ここにある。
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