
銀行や証券などの金融業は、企業への融資や市場取引など世界の経済を支える役目を負っている。国内では大手だけでなくベンチャー企業、海外では中国やインド企業が成長するに伴い、その重要度は増すばかりだ。東大生の就職状況も、昨年度は金融業への就職者数が全体の3割を占めた。
野村證券は国内で銀行などからの独立を維持する証券業界最大手。そのトップである野村ホールディングス会長の氏家純一さんは、野村證券の証券マンとして活躍してきただけではなく、現在は東大などでの金融教育にも尽力している。政府の諮問会議に参加し日本の経済政策にも影響力を持つ氏家さんに、自身の野村證券への就職までの経緯と、日本経済の展望や経済界を担う心がけなどについて話を聞いた。