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東條有伸教授(医科学研究所先端医療研究センター分子療法分野)が中心となり携わった論文に、倫理審査委員会に患者の検体利用を申請していないにもかかわらず「承認を得た」と虚偽の記載が行われていたことが発覚した。03年以降の研究で検体を利用する上で必要な同意書も確認されていなかった。東條教授は問題の論文に関して虚偽記載を認め、論文を取り下げた。同様に倫理審査委員会に未申請で、同意書の存在が確認できていない疑いのある論文が2本、事実と異なる記載の疑いのある論文が2本、倫理審査申請はなされているものの同意書の一部が確認されていない論文が1本あることが分かった。医科研では、外部調査委員会を立ち上げして事実関係を検証するとともに、同意書が無かった患者・家族への説明と謝罪を始めている。
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