2008年10月 7日号 - ニュース

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医科研内部調査 虚偽論文は1件のみ 倫理指導体制強化へ

医科学研究所(所長=清木元治教授)の分子療法分野(代表=東條有伸教授)から虚偽記載のある論文が出されていた問題で、医科研は9月19日、内部調査委員会(委員長=清木所長)の調査結果を報告した。03年に厚労省が定めた「臨床研究に関する倫理指針」に適合せず、かつ患者の同意書も一部存在しない倫理的な問題がある虚偽論文は、同分野から出た1報だけだった。医科研は今後の再発防止に向け、「研究倫理支援室」を新設し倫理審査の事前相談などに応じる。ヒト検体を扱う25研究分野すべてに倫理指導の専門員を置き、研究者の意識向上も図る。東大では、今後責任者の処分を検討する。