
08年7月、医科学研究所の論文虚偽記載問題が報道され、話題となった。近年では社会の厳しい目が医師の倫理に向けられている。人体を利用する実験においてルールを破り、患者の求める安心を損ねたのは許されるべきものではない。だが、重箱の隅をつつくような管理体制では研究が難しくなり、将来的な臨床応用へ支障をきたしてしまうこともまた事実だ。臨床研究では現在、基礎研究から臨床試験までの橋渡しを行うトランスレーショナルリサーチが着目され、倫理審査制度の整備が進む。研究倫理、そして審査制度のあり方が問い直されている今、医師の思いを追った。
本記事は09年1月13日号の3面に掲載されました。写真や本文が掲載された紙面をご購入になりたい方は、以下の連絡先にお問い合わせください。
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