編集部員はまず、ニュース面、学術面、文化面のうちどこかに所属し、主にはその面での仕事をこなします。また人によっては自分の得意分野を生かしてさまざまな「部門」にも所属し、専門性の高い仕事をしています。
今、東大で何が起きているのか――迅速な取材と膨大な情報の蓄積がニュース面の特徴です。扱う内容は、学生の国際交流やスポーツの戦績から教授の研究成果まで幅広く、時にはどこのメディアも嗅ぎつけることのできない情報を発信しています。また、あるテーマに関して長期的に東大の動きを追う報道記事を書くことで、批判的なものの見方や効果的な表現の仕方を身に付けることが可能です。
ニュースを書くのに必要なのは、観察力と行動力だと思います。普段何気なく通り過ぎている掲示板に見慣れないポスターが貼ってあったり、授業中にぼそっと教授がつぶやいたり、そういうところにはニュースの種が山ほど隠れています。注意深く観察して、「あれ、これはおかしい」と思ったら、すぐに電話確認など調査をしてみる、というのが望ましい姿勢です。
ニュース面にはこうした注意深い観察と迅速な行動のできる先輩たちがいます。一緒に仕事をしていく上で、自然と一人前の記者になれるでしょう。
【羅】
3500字。
東京大学新聞の3面「学術面」の、標準的な特集企画の文字数だ。日経の全面を使った特集と同程度で、2000字強の朝毎読の特集に比べて相当多い。深く正確な分析が求められる。のみならず、それだけの分量を読ませる工夫が必要。独りよがりな記事は許されない。それが「プロ」。伝えたいことがあっても、伝わらなければ意味がない。
連載には「研究室散歩」や「東大最前線(旧・東大は発信する)」、「院生ホープ」など。いずれも東大や学界の「いま」を取り上げ、難解な研究や知られざる発見を、読者に分かりやすく伝えることを目指す。
個性派が揃うと言われる学術面。会議が激論になることもあるし、原稿のチェックもすさまじい。だが、興味のある分野を徹底的に追究する熱意と、正確で分かりやすい記事を書こうという向上心、この二つさえあれば、臆することはない。学術面は、諸君の挑戦を待っている。
【哲】
文化面は学術面と同じ企画の記事を作る面です。企画記事全般の話としてニュース記事よりも記事について自分で考える部分が大きく、自分の視点や意図を紙面に生かしやすいと思います。
学術面と文化面とで異なるのは、文化面の方が、学生よりの視点が出しやすく、普段の学生生活で使える情報を紹介しようという意図が出やすい点にあります。企画の目標は学生受けする話題の提供です。そのためには、世の中の時事性を押さえながらも、東大生が何を求めているかを考える必要があります。
でも、あまり難しく考えなくても大丈夫です。なぜなら、あなた自身が東大生なのですから、あなたの読みたい企画を考えるところから始められればいいわけです。たとえば、学生結婚、お笑い、学食の詰め放題メニュー、自転車通学、同棲といった話題を過去には扱いました。そのほかにも、サークルを紹介するサブや、空きコマの有効利用法を探るサブの記事もあります。ちなみにガール、ガイの取材には文化面じゃなくても行けるのでご安心ください。
【拓】
編集部員の仕事は記事を書くだけではありません。写真部門では、その名の通り写真撮影を行っています。取材先の教授から、有名人のインタビュー、入試等のイベントまで撮影対象は多様です。プロのカメラマン達に混ざって撮ることもあり、良い緊張感を感じることができると思います。
新入部員の皆さんにはカメラの扱い方や撮り方、写真の加工の仕方まで一から教えていくつもりなので、紙面を見て「こんな写真自分も撮ってみたいな」と思った方はぜひ声をかけてください。
【鷹】
編集部で作業をするためのコンピューターを管理することも、編集部員の仕事。MM部門は、編集部の環境を改善するため、電子機器全般を取り扱う部門です。
とは言っても、コンピューターの専門知識は必ずしも必要でありません。管理する電子機器の中には、録音機やフロッピーディスクといった、誰もが簡単に扱えるけれども、誰かが責任を持って管理しなければならないものもあるからです。
もちろん、専門知識を持った人や、これから詳しくなりたい人も大歓迎。ウェブサイトの構築や、データストレージの管理など、大規模な組織に必要なシステムの構築や管理を体験できます。プログラミングができる人もいるので、情報の試験は楽勝かも…?
【丞】
多くのリーグが開幕し、東大新聞の一面がスポーツ写真で彩られる時期になりました。それらの写真・記事を統括しているのがスポーツ部門。仕事はシンプルに、東大のスポーツの試合に足を運び、記事を書いたり撮影をしたりすること。スポーツニュースの他に、年数回のスポーツ特集も担当しています。
スポーツマンorウーマンも、まったり観戦専門派も、スポーツ新聞マニアも、少しでも興味の持った方は覗いてみるが吉。
【m】