東京大学新聞って?

 週刊「東京大学新聞」は、2008年で創刊88年目を迎える大学新聞です。取材・編集はすべて東大の学生が行っています。発行する東京大学新聞社は、文部科学省に認可された財団法人です。経営には学内外の有識者からなる理事会が当たっています。

 東京大学は今、大学の枠に収まらない存在になりつつあります。企業と連携して研究を進める。政府や公的機関と、時には協力し、時にはトラブルを起こす。世界一の大学の座を狙う――これが現在の東大です。

 学外との関係の深まりは、学内の事件・制度にも影響を与えています。その影響には、大学生活に直結するものが少なくありません。2007年度の進学振分けから「全科類枠」が導入されました。これは、東大の公式発表で、科類の特長を生かす制度とされており、世界の名門大学との競争を勝ち抜く人材を育てる戦略の一環です。理科2類から医学部医学科への進学が容易になるという誤解が一部でありました。相次ぐ変化の中で、学生は今「確実な情報を知らなければ損をする」状況に置かれています。

 東京大学新聞は、そのような学生の情報源として定評を得ています。さらに、テレビや全国紙など一般のメディアも、東京大学新聞を東大の動向を知る手段として活用しています。